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CONTEXT
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強い文脈、弱い文脈。

わたしの行う「食のインスタレーション」とは、現代美術におけるインスタレーションの定義である設置や装置といった展示空間を、再解釈し身体の内側に設定したものであります。音や光のように物体に依拠しない作品が多くある中で、"消えてなくなる"という特性を持った食べるという行為は、それぞれの身体の内側へと移動することによって見えなくなり、その実存の証明は、それぞれの人々が語り部になることではじめて象られます。最初の作り手であるわたしが、"かつてそこにあったはずのもの"を直接見ることが出来きないため、この作品はどれだけ多くの体験者が語り部となれるかが重要になるリレーショナルアートの側面も持ち合わせています。ひとりの作り手から放たれた”強い意図を持ったもの”が、多くの食べ手である体験者によって語られ、解釈されることで、そこに"かつてそこにあったはずのもの”を浮かび上がらせることができるのです。食における主体は食べ手にある。そして食べ手はこの作品つくりにおけるとても重要な作り手の一人であるということです。

ここでは、過去に参加したインスタレーションからご自身で感じたことを語り部となって書き出していただきます。

 

 

 

※参加された会名を選んでください

※召し上がった料理のタイトルを明記してください

※文章の形式は問いません

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