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IDÉE Life in Art 
OSAKA ARTSCAPES 2025
2025年6月1日(日)
会場 グランフロント大阪 北館1F ナレッジプラザ

IDÉEと無印良品が企画する日常芸術をテーマにしたアートプロジェクト「IDÉE Life in Art」が、2025年5月30日より1ヶ月間、グランフロント大阪の無印良品を中心に開催したイベント「OSAKA ARTSCAPES 2025」にて、文化人類学者の藤田周さんと共に、日常の中の「ハレとケの食」をテーマにしたお話を対談形式でお話しいたしました。料理と文化へのまなざし / ハレとケの食というトークテーマのもと、ファシリテーターの猪子大地氏(株式会社良品計画)の進行でグランフロント大阪のナレッジプラザという開放的な空間で開催されました。民藝100年の節目に、明治大学の教授で哲学者の鞍田崇さんの声かけでこのような機会が実現いたしました。

 

都市の風土は、反復される身体性や風景に結びついた記憶など、ローカリティと標準化が交差する中で生まれます。また都市の食文化は「編集」や「構成」を繰り返して土着性を生むのではとも思います。民藝と食の関わりの話では、価値の再定義や、そのものが持っていた自由さや、日常の延長にある素朴さなど、失われたものを取り戻すという意味でも再考するよい機会になったと思います。ヤマザキ春のパン祭りの器の話はみなさん大変興味を抱いてくださいました。

ハレとケのお話では、現代では明確なハレとケの対比がなくなってきていて、ケの延長線上にハレがあるというお話もしました。これはこれから先の未来の食文化が、作り手と食べ手、外食と内食といった区別がなくなっていくのではないかといった考察のお話にも展開しました。

本当は僕が精進料理の研究からどのようにして広く日本の食文化の研究に繋がったか、日本人の宗教観と食の関わり、明治以降の西洋化と食文化の変遷などもお話したいなぁと思っていましたが、今回は時間は足りなかったので、またこういう機会があれば是非ゆっくりお話したいなと思っています。

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