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まぼろしそば
夏休み特別企画として「neutral」では特別な営業形態に変幻します。じっとりと暑い夏の京都を乗り越える暑気払いのそば処を夏季限定でOPENいたします。
蕎麦の歴史は古く、奈良時代以前には既に食べられていたといわれており、平安時代には和歌の中にも出てきます。そして現在に近い形状で食べられるようになったのは江戸時代初期、蕎麦切りという言葉が誕生したのもこの頃です。18世紀中頃の江戸時代中期から後期にかけては二八蕎麦が誕生し江戸には数えきれないくらいのそば屋が出来たそうです。この頃には蕎麦が茹で上がる時間も待てない短気な江戸っ子に蕎麦が出てくるまでアテと酒を楽しむ蕎麦屋呑みが流行りました。
今回「まぼろしそば」ではそんな江戸の蕎麦文化に思いを馳せ蕎麦とアテと酒を楽しんでもらえるようなメニューをご用意いたします。もちろん飲めない方も大歓迎。あっという間に消えてなくなる夏の間だけのまぼろしそば、是非お楽しみください。
今回材料の蕎麦粉もつなぎ粉も信州産を使っております。また信州のそばに合わせて長野の諏訪にあるある酒蔵宮坂醸造さんより日本酒「真澄」を合わせました。こちらも是非ご賞味ください。他にも暑い夏に欠かせないビールからナチュラルワインまでキンキンに冷やしてお待ちしております。
また今回「逢季荘」の奥山史登さんにご協力いただき「まぼろしそば」の会期中、江戸時代の粋な蕎麦猪口たちを中心に多種多様な古物を集めて「と、逢季荘の古物展」を同時開催いたします。ご予約くださった皆様はゆっくりとご覧になっていただけます。お気に入りを見つけて是非お迎えしてみてくださいね。(展示のみをご覧になりたい方は一度お問い合わせください)