INSTALLATION

人の思考や感情は " 味覚・嗅覚・視覚・聴覚・触覚 " の五感から通じた情報から知覚され、生まれているとされています。そしてその自覚的な体験を通して生まれた思考や感情が、言葉や活動として現れ、社会や世界へと影響していきます。

私たちは、食事という行為の中に美味しさだけを求めるのではなく、いかに食べることが心身に多くの影響を与えているのかということを、身体的な感覚で体験してもらうことで、食の新しい価値や在り方を、さまざまな視点の広がりの中で体感できる創作を行っています。

食を用いながらも " 体験 " に重点をおいた作品つくりであることから、私たちはこれをインスタレーションとよんでいます。

​インスタレーションという在り方

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​THOUGHT

感覚的に味わい楽しむ食のほかに、私たちはフードロスや、未来に向けて持続可能な環境への配慮など、環境問題の視点も積極的に取り入れています。食べることは生きることであり、当たり前のことであるがゆえに、体験を通じて、地球温暖化や環境への理解と実用を促します。喜び・楽しみ・美味しさの追求と、健康という視点、それに加えそれらがどうして美味しく感じるのか、どうして健康的であるのか、食と環境がどのように結びついているのか、という点にも目を向けていかなければなりません。どう納得し何を選択していくのかが問われる時代になっていくと考えます。

 

私たちは、より純粋でホリスティックな視点、つまりそれは「世界や人間を全体的に捉え、配慮した視点」から作品づくりをしていかなければならないと感じています。それは世界や社会という全体を見渡したときに、食との関わりがどういった未来を作っていくのか、また目指すべき未来への目的をどう実現していくのか、というテーマに取り組んでいかなければならないと感じているからです。

 

世の中のあらゆる超過が、歪みとなっている今、贅を尽くした美食の文化から、これからの時代に求められるものとは何か。私たちの作品から、食や生き方の新しい在り方をも感じてもらうことを目指しています。

私たちの作品づくりは、その土地や場所、歴史、人、物からインスピレーションを得て、作られていきます。

作品を通して、世界全体が見るべき未来への姿勢や取り組み、そして自分にできることは何かと考えるきっかけを、そして新しい食の一面、自分たち一人一人から未来をつくる、未来へ参加するという感覚に出逢ってもらうことを目指しています。

​私たちが考えるこれからの食文化

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